ringoさんのブログでも取り上げられています。
僕もtougyouさんのブログを拝見していた時もう一度観たくなり
レンタルビデオ屋さんに行ってこのDVDを借りてきました。
以前（もう何十年も前ですが）は映画館の大きな画面で観たので
TVの細長い上下が切れた画面だと本当に小さ過ぎます。
それでも最初の方の群衆の反乱シーンはもの凄い迫力です。
漫才コンビのような千秋 実と藤原釜足が話を動かしていきます。
シナリオで黒澤明が絶対突破できないような設定をすると
菊島隆三、小国英雄、橋本忍が何とか突破しようと苦心する。
という作り方をしただけあって知恵を絞ったアイデアが素晴らしいです。
凄まじい迫力と流れるようなストーリー展開で見応えのある一本でした。
【STAFF】
脚本：菊島隆三 / 小国英雄 / 橋本 忍 / 黒澤 明
撮影：山崎市雄
美術：村木与四郎
音楽：佐藤 勝
【CAST】
三船敏郎 / 上原美佐 / 千秋 実 / 藤原釜足 / 藤田 進 / 志村 喬【解説】
黒澤明監督が戦国時代を舞台に描く娯楽活劇時代劇の傑作巨編。戦乱の世の中、隣国の山名家と戦い敗れた秋月家の侍大将・真壁六郎太（三船敏郎）が世継ぎの雪姫（上原美佐）と隠し置いた黄金200貫とともに、敵陣を突破する。次々と遭遇する絶体絶命の危機を間一髪で切り抜けていくアイデアの数々に脱帽。また、群衆シーンの迫力や走る馬の疾走感など黒澤演出も冴え渡る。妙に色っぽい雪姫と狂言回し的な百姓コンビの3人が世界のミフネに負けない存在感を見せてくれる。
