『Kansas City-Hey, Hey, Hey, Hey』


昔風に言うと「ビートルズ・フォー・セール」のA面の最後に入っている曲。
リトル・リチャードが歌ってヒットしていたので、彼の曲かと思っていたら
実はリトル・ウィリー・リトルフィールドの曲「K.C.ラヴィング」を
ウィルバート・ハリスンが「カンサス・シティ」としヒットさせた曲なんだって。
リトル・リチャードはこの曲に自作曲「ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」を付けてメドレー形式にした。
ここが彼の偉いところで、ここにポールが影響を受けたのは間違いないと思います。
ポール・マッカートニーは後に、この形式で繰り返し曲を作ってポールの特徴にもなっています。
特に「ヘイ・ジュード」はこの影響を色濃く受けている気がしてなりません。
[追記]因みに僕の一番好きな「Kansas City」はアルバム「PAUL IS LIVE」のヴァージョン。
地元カンサスシティの観客のHey, Hey, Hey, Heyの大合唱から物凄い熱気が伝わってくる。