『ポインセチア』

   
この作品を作り始めたのは確か2年前だったと思います。
個展の時に頂いたものを、みごとだったのでそのまま写生しました。
でもクリスマスが過ぎ、年が明けてしまうと意欲がなくなりました。
いまさらクリスマスでもないだろうという気持ちになったのです。
また時期になればやる気になるだろうと思い、中断してしまいました。
しかし、その後「ポインセチア」のことをすっかり忘れていました。
最近になって、やっとやりかけの作品のことを思い出したのです。
何処に行ったか、探すのに一苦労しましたがやっと出てきました。
なんだか学生の絵みたいだけど、気が済まないので完成させました。

ポインセチア
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
[特徴]
葉は薄く、楕円形。花はいわゆる杯状花序である。花びら等は存在しない。その下に着く葉の形の包葉が赤く染まるのが鑑賞の対象となる。

原産は中央アメリカ(特にメキシコ)。ポインセチアという名前の由来はアメリカ合衆国の初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセットによる。原産国とされるメキシコ合衆国では、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれる。

日本には明治時代に来た。和名はショウジョウボク(猩々木)。大酒飲みの赤い顔が似ていることから名付けられたという。

観葉植物として、クリスマスの時期にあわせて短日処理をして、紅葉させて緑色の葉色とのコントラストを楽しむ。増やし方は、水を張った容器や、土に挿し木をすれば発根する。(水に挿す場合は、水に挿す前に切り口から出る乳液状の樹液を拭き取っておく。時期により植物の活性が違うので活発な暖かい時期に行う。)園芸品種が近年多様化していて従来の紅色に加えて、乳白色、淡い黄緑、ピンク、斑入りなどのバリエーションが楽しめる。強剪定にも耐える。

一般に鉢植えの植物というイメージが強いが、宮崎県宮崎市堀切峠の沿道には5万本以上植えられており、12月の開花時期には日南海岸の展望と合わせて名所となっている。 小さな花が数個固まって咲いているため、一つの花のように見える!