『梅』

taishiho2008-03-04

庭の梅が咲いている。
ウチの梅は日陰にあるせいかあまり多く咲かなかった。
でも今年の梅は何故か沢山蕾を付けている。
毎日、少しずつ花の数が増えるのを観るのが楽しみだ。
よく観察してみると、やはり梅は繊細で色も綺麗だ。

「ウメ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

梅林中国の長江流域が原産で、日本には8世紀半ばに渡来した。日本の気候に馴染んでいないため、冬の終わりである2月頃という、花粉を媒介する虫の少ない時期に花をつける。アンズの近縁種であり、容易に交雑する。野梅系の果実は小型であり、果実を利用する豊後系ではアンズとの交雑により大型化している。ただし、完熟しても果肉に甘味を生じることはない。

花芽はモモと異なり、一節につき1個となるため、モモに比べ、開花時の華やかな印象は薄い。毎年2〜4月に5枚の花弁のある1-3cmほどの花を葉に先立って咲かせる。花の色は白、またはピンク〜赤。葉は互生で先がとがった卵形で、周囲が鋸歯状。果実は2〜3cmのほぼ球形の核果でみの片側に浅い溝がある。6月頃に黄色く熟す。七十二候の芒種末候には梅子黄(梅の実が黄ばんで熟す)、とある。梅には300種以上の品種があり、野梅系、紅梅系、豊後系の3系統に分類される。梅の実を採るのは主に豊後系である。

江戸時代以降、花見といえばサクラということになっている。平安時代以前は「花」といえば梅を指すことが多かったが、平安時代からの和歌などで単に「花」とあった場合、多くは桜のことである。