『苺』

taishiho2007-05-24

ウチの野原のような畑でとれた苺です。
今年は少なかったけど以前は畑半分苺だらけの時もあった。
口の中に入れてみたら味が濃くてとっても美味しかった。
う〜ん、ストロベリーグッドだな。

■苺(いちご)の歴史
現在の栽培いちごは、北米東部と南米チリが原産地です。北米のバージニアいちごと、南アメリカのチリいちごが、別々のルートでヨーロッパに伝えられ、17世紀中頃、これらを交配して栽培種の原型が生まれました。

その後イギリスやフランスで品種改良されて、18世紀後半には、アメリカなど全世界に広まりました。

日本には、江戸時代末期にオランダ人によって持ちこまれたといわれています。「オランダいちご」と呼ばれるのはこのためです。あのシーボルトも妻のタキと食べたと伝えられています。けれども、いちごの色が血の色を連想させるために、当時はあまり普及しませんでした。

日本で本格的に導入されたのは、明治時代に入ってからで、1899年、日本で初めて「福羽」が育成されました。

1960年代までは春に食べる季節の果実でしたが、その後、品種改良や栽培方法の変化が進み、ほとんど周年手に入るようになり、消費が飛躍的に急増しました。


●いちごの名前の由来
英語のstrawberryという呼び名は、苗の周りにわら(straw)をしくという栽培方法に由来するという説や、わらのように水を吸うところから名づけられたという説などがあります。


野生の木いちごが「魚(いお)の血のある子のごとし」といわれたことから、魚の[い]、血の[ち]、子のごとしの[こ]をとっていちごと呼ぶようになったといわれています。また、1〜5月に収穫されることからいちごといわれるようになったという冗談のような説もあります。


「苺」という漢字は、乳首のような実がなる、という意味合いからきています。