『北京ヴァイオリン』

taishiho2006-09-19

監督:チェン・カイコー
脚本:チェン・カイコー&シュエ・シャオルー
撮影:キム・ヒョング
音楽:チャオ・リン
tougyouさんのお薦めのチェン・カイコー監督の作品です。
ちょうど、yahoo動画で配信中だったので、早速拝見させて頂きました。
なんだか、ベネツィアを彷彿とさせる、いい感じの田舎町のシーンから始まります。
とっても素直ないい少年だなぁと思って観ていると、突然悪い子になったり
少年の揺れる心を描いているのかもしれませんが、何で?という所も多いです。
でも少年がヴァイオリンを弾いているシーンはどれも素晴らしいです。
少年の父親を見ていると、中国映画って一途な愛を描くのが多いのかなって思いました。
また、機会があればチェン・カイコーの他の作品も観てみたいです。

北京ヴァイオリン
中国の田舎町、13歳のチュンは、父リウと2人で暮らしていた。
母親はチュンが2歳の時に死別。チュンは母親のことを憶えてはいないが
形見に残されたヴァイオリンを、チュンは大切にしていた。
チュンのヴァイオリンの腕前は町中に知れ渡り、祝い事で演奏を頼まれるほどだった。
料理人として働くリウはそんな息子が誇らしく
一流のヴァイオリストにすることを夢見ていた。
リウはコツコツ金を貯め、チュンは毎日練習に励み、その結果
チュンは北京で開かれるコンクールに出場するチャンスを得た。
全財産と荷物を抱え、大都会・北京にやって来たチュンとリウ。
そこで彼らを待っていたのは、さまざまな出会いと別れ。
父親リウは息子の成功を夢見て奔走し、息子チュンは父に背中を押されながら
ヴァイオリンを奏で、様々な思いを抱くことになる...


北京ヴァイオリンサウンド・トラック
1. メイン・タイトルズ
2. ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調より抜粋
3. サンシャイン・オーヴァー・タシュコーガン
4. ヴァイオリン協奏曲ホ短調より抜粋
5. オペラ ナブッコ第3幕より "行け、わが想いよ、金色の翼にのって"
6. カプリース第1番ホ長調
7. コンソレーション第3番
8. ヴァイオリン協奏曲ニ長調(第3楽章)
9. スコットランド幻想曲 作品46より抜粋
10. ヴァイオリン協奏曲ニ短調(第3楽章)
11. メイン・タイトルズII
こちらからサントラ盤の試聴ができます。>