「少女」五輪真弓

taishiho2006-08-02

最初にこの曲を聴いた時、おっ凄いのが出てきたな、と思いました。
いきなり海外レコーディングしかもキャロル・キングが参加だって。
それでいて歌詞は「暖かい日の当た〜る、真冬の〜縁側で〜♪」
なんか日本的で、ほんわかして縁側で日向ぼっこしたくなる。
たしかに、ピアノはキャロル・キングっぽいし、歌が抜群に上手い。
この曲は、今聴いても新鮮に感じる。あんまりないよね、こういう曲。
五輪真弓は、その後も活躍しましたが、イメージが変わりました。
僕は、出てきた頃のキャロル・キングっぽいのが好きだなぁ〜。

1972年10月、CBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)より、シングル『少女』でデビュー。ファーストアルバム『五輪真弓/少女』はアメリカ合衆国カリフォルニア州のクリスタル・スタジオでレコーディングされ、このレコーディングにはキャロル・キングも参加し、五輪自身もマスメディアで「和製キャロル・キング」と呼ばれた。

1977年に発表されたアルバム『蒼空』はシティ・ポップスの名盤として今日再評価されている。

1980年にリリースされたシングル『恋人よ』は当初はB面(カップリング)用の曲であったが、歌入れの後にその出来の素晴らしさにA面として発売されることになった。『恋人よ』は大ヒットし五輪の代表曲となり、同年の日本レコード大賞金賞を受賞した。その後美空ひばり淡谷のり子の重要なステージ・レパートリーとなったことで、後世へと伝えられる曲となった。そのような経緯もあり、現在もこの歌を歌うときは気が引きしまるという。なお『恋人よ』のヒットにより五輪は松任谷由実中島みゆき竹内まりやと並び称される女性ニューミュージックの代表的アーティストとなった。

「ごりんまゆみ」「おりんぴっくまゆみ」などと間違えて読まれることが多い。