「Ray」soundtrack

taishiho2006-06-07

ジェイミー・フォックスの熱演が印象的な映画のサントラ。音源はすべてレイ自身のオリジナル。多大な実績を活かした、バランスのとれた選曲がなされている。
1976年に日本で録音された「レット・ザ・グッド・タイムス・ロール」「愛さずにはいられない」「我が心のジョージア」(ジョージア州の州歌!)が収録されている。


アルバムは、いきなりノリのいい「Mess Around」から始まる。
ビートルズレイ・チャールズに、かなり影響を受けているに違いない。
聴けば聴くほど味わいがあり、リラックスしていてノリがいい、最高!
レイ・チャールズの音楽を聴いていると郷愁を感じる。
きっとレイは歌う時に、頭の中に女性に対する思いをリアルに描いているのだろう。
レイ・チャールズは良くも悪くも自分の感性に忠実に生きたのだと思う。
そのいい面が音楽にみごとに表現され、それを今いい音で聴けることを幸せに思う。


●映画「Ray]
ジョージアの貧しい家庭に生まれたレイは、少年時代に緑内障で視力を失うが、17歳でシアトルのクラブでデビュー。盲目の天才と呼ばれ、レコード会社と契約。ゴスペルとR&Bをミックスさせたソウルミュージックでスーパースターになる…。
レイ・チャールズの半生をテイラー・ハックフォード監督が演出した音楽満載の自伝映画。レイを、ジェイミー・フォックスが、レイ・チャールズになりきり、彼の魂が乗り移ったパフォーマンスを披露。またドラマはソウルの神様レイだけでなく、女性にだらしない一面や薬物中毒、厳しいビジネスマンの顔もつづり、レイ・チャールズを描いている。


曲目リスト

1. メス・アラウンド
2. アイヴ・ガット・ア・ウーマン
3. ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー
4. こぼれる涙
5. ザ・ライト・タイム
6. メリー・アン
7. ハード・タイムス
8. ホワッド・アイ・セイ
9. 我が心のジョージア
10. ヒット・ザ・ロード・ジャック
11. アンチェイン・マイ・ハート
12. 愛さずにはいられない
13. ボーン・トゥ・ルーズ
14. バイ・バイ,ラヴ
15. ユー・ドント・ノウ・ミー
16. レット・ザ・グッド・タイムス・ロール
17. 我が心のジョージア