「漫狂連」

taishiho2006-05-19

入会希望のハガキありがとう!!
えーと どんな活動をしているか?と聞かれても非常に答えにくいのですが
4ヶ月に一回 肉筆回覧誌『漫狂』を、同じくコピー誌『あほうどり』を
発行しています。(今月16日に創刊号が出た!)
(「漫狂連」の会長から初めて届いた手紙。)


たしか「高1コース」の募集のページを見て、「漫狂連」に入ったと思う。
漫狂連会誌「あほうどり第3号」の会員名簿を開いてみると
群馬県、千葉県、愛知県、石川県、兵庫県岡山県、福岡県、鹿児島県、沖縄県岩手県
というふうに、その会員たちは北は岩手県から南は沖縄県まで全国に散らばっていた。
解散する前に、一度だけ大阪に集まったことがある。
みんな高校生だったのでお金がかからないように、お寺に泊まった。
みんなで楽しくおしゃべりしながら銭湯まで歩いて行ったのを覚えている。
「あほうどり」の内容はマンガ、予告編、自己紹介、イラスト、一コママンガ、ポエムなど。
この「あほうどり」はコピーしたものを綴じて、会員全員に配布された。
「あほうどり」以外に、分厚い肉筆誌があり読み終わると次の人に回覧した。
マンガに対する誌面上での論争や、活動方針など様々な内容だったが
肝心のマンガ作品を描く人は僅かしかいなかった。なんにも投稿しない人まで出てきた。
何の報酬も無い作品を期限までに書いて投稿するというのは、けっこうしんどい作業だった。
高校3年間続けてきた「漫狂連」だったが卒業、就職という時期を迎え、
それどころではなくなってきた。みんな、それぞれの道を歩き始めたのだ。
「漫狂連」はその後も少し続いていたが、私は大学に入るとマンガを描く情熱がなくなり
「漫狂連」も、いつしか消滅してしまった。
※ちなみに、当時大変苦労をして会長をやっていた友達は現在小説を書いている。
        http://wwwb.dcns.ne.jp/~y-himeno/