『Project Nim』

taishiho2011-07-29


ラジオで紹介されていて、とても興味を持ちました。
人間と動物が会話できるなんて素晴らしいことですね。
でも、このチンパンジーには悲惨な運命が待ち受けているのです。
ラジオでは『猿の惑星』の新作と一緒に見るといいと言ってました。

監督はジェームズ・マーシュ。上映時間:1時間33分。
人間の子供として育てられたチンバンジー、二ムのドキュメンタリー映画
73年、生まれたばかりのチンバンジーが母親から引き離され、
ニューヨークに住む若い母親のいる一家に預けられた。
チンパンジーの子を人間として育てた場合、
人間と会話を出来るようになるのか、という研究対象として選ばれた。
しかし、チンパンジーの口は人間と違い会話をできる構造ではない。
教授は若い女子学生に暮らしながら手話を教えるよう指示していく。
さらに二人の若い学者がこの研究に加わり、二ムは手話を100程覚える。
やがてニムは自分の欲求の一部を伝えられるようになっていく。
二ムとのどかな生活が続くが、二ムが動物としての本性を表し始める。

動物に手話を教えて成功した例に、メスのローランドゴリラ、ココがいる。
彼女は1000語以上の手話を使って会話に成功し現在もマウイ島で暮らしている。

ココ、お話しよう (自然誌選書)

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