『危険な話』

taishiho2011-03-24

チェルノブイリと日本の運命
広瀬隆/著
出版社名 : 八月書館
出版年月 : 1987年4月
税込価格 : 1,680円
なかなか安定しない原発、汚染された野菜や水、被爆した作業員。
毎日繰り返される原発事故のニュースを見ていると息が苦しくなる。
悲惨な映像に、もううんざりしてテレビを見る気にもなれない。
しかし、恐いけれどもう少し詳しい知識を知ることも大事かもしれない。
『危険な話』の第3章「日本に大事故が起こる日」をもう一度読む事にした。
僕にはどうしても判らない?
こんなに危険な原発を人類はどうして作ってしまったのか?
僕たち庶民がどんなに原発を作らないでと願っていても思いは全く届かない。
大丈夫です。絶対安全ですという言葉しか知らない人たち。
でも、現実に起きてしまったのです。
朝日新聞によると東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連チェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。