『ウラベニホテイシメジ』

taishiho2010-10-10


キノコを頂いたので検索してみたところ
どうやら「ウラベニホテイシメジ」らしい。
調べてもよく判らないキノコは捨てた。
クサウラベニタケ」というよく似た毒キノコがある。
写真で見ても、その違いが微妙で判り難い。
結局、命を懸けてバター炒めにして頂いた。

ウラベニホテイシメジは、ハラタケ目イッポンシメジ科イッポンシメジ属のキノコ。コナラを中心とした広葉樹林によく生える。傘は径7〜12cm、先の丸い円錐形から中高の平らに開く。表面は平滑で灰褐色に薄く覆われ、のち細かいかすり模様となり、指で押したような丸い模様が出る。ひだはやや疎、汚白色のち肉色となる。柄の長さは10〜18cm、白色、中実。

似た仲間に有毒のイッポンシメジやクサウラベニタケがあり誤食が多いことや、東北地方や関東地方など本菌のことを「イッポンシメジ」と呼ぶ地方があることなどから、新聞などでも有毒と誤って掲載されたこともあるが、全くの食用菌である。これらのキノコは傘の表面に光沢があるのに対し、本菌には傘の表面に白い粉のようなものがあって光沢がなく、丸い模様が出ることで同定できるが、キノコの状態によっては誤認することがあるので注意が必要。