『電子黒板』

今朝テレビを見ていたら『電子黒板』を取り上げていた。
とにかくチョークじゃないから黒板消しもいらない。
だから当番の生徒が粉にまみれながら窓際で黒板消しをパタパタもない。
書いた読み難い字がきれいな見やすい字になったり保存もできるので
ノートに写せなかったのろまの生徒も後で見直すことができる。
写真も載せられるし、英語の発音もするし、楽器にだってなってしまう。
これから学校に一台配備するらしいけど各クラスにまでには時間がかかりそう。
中国映画の「あの子をさがして」でチョークが買えなくて苦労している学校の
ワンシーンを思い出した。一方ではそんな学校も世界のどこかにあるに違いない。

文部科学省は映像や音声を使って多彩な授業ができる電子黒板の機能を知ってもらおうと、チョークを使わず指で大画面をなぞって文字を書き込む様子などを報道陣に公開した。全国約3万2000の公立小中学校に1台ずつ配備する。

 電子黒板は、タッチパネル方式の簡単な操作で、高画質の動画などを表示できるのが特長。英語の勉強で音声付きのデジタル教材を見せたり、自然災害のメカニズムを映像で説明するなど幅広く活用できる。

 実演では算数の課題のプリントを画面に映し、先生役が指でアンダーラインを引きながら説明。子どもが授業に興味を持ち、学習意欲を引き出すと効果をアピールした。

 電子黒板は50インチサイズが1台約70万円。文科省は購入価格の半額を市区町村に補助する予定で、2009年度補正予算案に57億円を計上している。