『アミガサタケ』


庭で草取りをしていたら、キノコを発見しました。
けっこう大きくて15cmくらいはあると思います。
キノコに詳しくない僕でもすぐに「アミガサタケ」と判りました。
ラッキーと思い、すぐ検索してみたら西欧では高級食材と書いてある。
「気持ち悪い」という人もいるようだけど、僕には「美味しそう♪」に見えます。
これからバター炒めにでもして食べようかと思ったがバターがないのが残念。

◎アミガサタケ 
 アミガサタケの傘は淡黄褐色で,周囲は蜂の巣のような穴で覆われ,高さは8〜20cm,茎は傘より淡色,キノコの内部は空洞になっています。グロテスクな姿に似合わず,西欧においては高級な食用キノコとして,フランス料理やイタリア料理には欠かせない材料になっています。4〜5月に庭,草地,林内などに生えます。アミガサタケには種類が多く,このほかトガリアミガサタケ,チャアミガサタケなどがありますが,区別しないで利用されています。生のものは脆モロいが,火を通すと弾力が出て,鶏臓物トリモツのようなシコシコした独特の歯触りがあり,料理に酷コクのある旨味を出します。通常は乾燥品を戻して料理に用います。
 
△食べ方
 アミガサタケの旬は春から初夏です。トリュフ程ではないが,ヨーロッパにおいては
高級なキノコに属します。傘の窪み(穴)と茎の株に砂を含んでいることが多いので,
十分に水洗いして,よく水を切って料理します。油と相性がよく,酷コクのある料理に向
きます。アミガサタケをバターで炒めた後,生クリームで煮たものを,バターでよく焼
いたトーストの上に載せて食べる料理は,フランスのジュラ地方の名物料理です。その
他,ソースや煮込み料理,フライやスパゲッティーなどにも合います。