『点と線』

taishiho2007-11-25

テレビ朝日の開局50周年記念番組
2007年11月24日、25日 
[キャスト]
鳥飼 重太郎:ビートたけし
三原 紀一(警視):高橋克典
安田 辰郎(安田交易社長):柳葉敏郎
安田 亮子(辰郎の妻):夏川結衣
佐山 憲一(産建省課長補佐):大浦龍宇一
桑山 秀子(お時):原沙知絵
昭和30年代を再現した町のようすやセットは、なかなかよくできていました。
犯人が安田であることは前半の段階で分かってしまいましたが
アリバイをくずしていく過程がこのドラマの醍醐味だと思います。
鳥飼(ビートたけし)の何事にも屈しない執念は凄いものがありました。
事件は殆ど解明され、後は逮捕というところまでこぎつけました。
ただ、最後の終わり方だけはどうもすっきりしませんでした。
現実とはこういうものだと言ってしまえばそれまでですが・・・。

『点と線』
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『点と線』(てんとせん)は、松本清張の長編小説。筆者初の長編推理小説である。「旅」1957年2月号から1958年1月号に連載し、同年に光文社から刊行された。

九州福岡県博多香椎海岸で発見された男女の情死体に疑問を持った2人の刑事を活写する。

F・W・クロフツによって確立された「アリバイくずし」のスタイルを継承した推理小説の名作であり、清張の代表作である。また、動機を重視したこの作品は「社会派推理小説」と呼ばれ、「清張ブーム」を巻き起こした。

昭和30年代の東京駅のホームや福岡の町並みを再現したオープンセットや、日本各地で昭和30年代の列車を再現してのロケーションが行われた。1957年当時の、町並みや衣裳が細部までリアルに再現されたが、東京駅のプラットフォームのセットは、JR西日本の協力のもとに新大阪駅の近くの敷地内に作られた。その完成度は高く、スタッフ、キャストは本当にやるとは思わなかったと驚いたという。

この作品では、映画や小説には描かれていないエピソードが描かれている(鳥飼は第二次世界大戦に行っていた、お時の母と鳥飼とのやりとり)