『黒澤明に挑む 映画監督・森田芳光「椿三十郎」を撮る』

tougyouさんのブログを拝見して、この番組を知りました。
主演、織田裕二には最初かなり抵抗がありました。
ぼくだったら、中日の落合監督のような人を主演にしたかったのですが。
でも森田芳光監督が一番相応しいと思ったのだからしかたのないことです。
そんなことより、誰がどんな風に作ろうが間違いなく一部の人に非難されることに
あえて挑戦した森田芳光監督の勇気ある行動には敬服してしまいます。
むしろそのプレッシャーをバネにしていいものを作ろうとしていたという感じです。
素人のオーディションで選ばれた若侍たち、茶室の三悪人たちの味のある芸、
宿敵の豊川悦司との最後の決闘シーンは、なんとしても観たい気がします。
映画を命がけで作り上げてゆく人たちの姿を観ていたら感動してしまいました。
これはやはり是非観たい映画です。観てからまた感想を書きたいです。
tougyouさん、ありがとうございます。

総合/デジタル総合
放送日 :2007年10月28日(日)
放送時間 :翌日午前1:40〜翌日午前3:10(90分)


巨匠・黒澤明監督の傑作「椿三十郎」を同じ脚本でリメークするかつてない試みに、森田芳光監督が挑む。45年前に公開されて大ヒットした娯楽時代劇の黒澤版を制作スタッフさえほとんど知らない今、黒澤監督とどう違う演出をするか。キャスティングから細かい小道具に至るまで、森田監督自ら「黒澤監督という教科書の応用問題」と語った製作現場に密着。2つの「椿三十郎」の徹底比較を織り交ぜながら日本映画の新しい息吹を探る。


森田 芳光, 【語り】原田美枝子

※映画「椿三十郎」は12月1日から放映されます。HPはこちらからどうぞ。