『無言館』

taishiho2007-07-12


無言館
住所:長野県上田市大字古安曽山王山3462
電話:0268−37−1650
鑑賞料・・・随意制(一人500円から1000円) 出館の際に納める。
開館時間: 9〜17時(7〜9月は〜18時)
休業日 冬期不定休(事前に要確認)

戦没画学生慰霊美術館「無言館

長野県上田市、まわりを山々に囲まれた塩田平と呼ばれる田園地帯の丘陵地の頂に、浅間山を背景にし、中世のヨーロッパの僧院を思わせる建物のなかに、先の太平洋戦争で志半ばで戦地に散った東京美術学校(現東京芸大)などの画学生42人の遺作85点ほどを展示している。彼らが愛用したイーゼルや画材、書簡なども収集しており、志半ばにして散った画学生の思いを今に伝え、心を打たれる。
信濃デッサン館の館主窪島誠一郎さんが、画家で自らも出征経験があり美術学校の仲間を戦争で失った画家野見山暁治さんとともに日本各地の戦没画学生のご遺族のもとを、敗戦後50年を迎えた平成7年5月から2年間探し訪ね遺作を蒐めたという。
そして、村山槐多ら夭折画家の素描を展示する信濃デッサン館の分館として、平成9年5月2日に開館。

戦争で亡くなってしまった人たちの絵を進んで見たいとは思いませんでした。
でも、私が生まれるわずか10年前に起こった事実は認識するべきだと思いました。
「どんなことがあっても戦争だけはしてはいけない。」と心で確認する為に。

信濃デッサン館」
村山槐多、関根正二など「夭折の画家」のデッサンを中心に展示。

所在地 〒386-1436 長野県上田市東前山300

営業 9:00〜17:00 (7月・8月は午後6時閉館)
7月〜11月無休 12月〜6月火曜休館(祝日の場合は翌日休館)

料金 大人:800,小・中学生:400(団体割引あり)

問合せ先 0268-38-6599

「夭折の画家」たちの絵は、短い命しかないことを悟っていたかのようです。
それはどうしても、こんなに若い人が描いたとは思えない作品ばかりでした。
村山槐多22歳、関根正二20歳、野田英夫30歳、松本竣介36歳、愛光39歳
薄命の画家たちの現存する遺作品は極めて少なく貴重なものばかりです。