『タラバガニ』


娘を連れて三人で今年最後かもしれない買い物に行った。
今年からクリスマスはサンタさんのプレゼントがなくなってしまったので
代わりにお父さんが何か買ってあげることにした。
「何がいい?」と聞くと娘は「カニがいい。」と言った。
たまたまロシア産の安いタラバガニを売っていたので買ってあげることにした。
因みに、娘の一番の好物は「カニ」二番は「エビ」三番は「イクラ」だそうだ。
でも、「タラバガニ」は下にあるようにカニというよりはヤドカリなんだな〜。
このことは、娘には内緒にしておいたほうがいいかもしれない(笑)。

タラバガニ(鱈場蟹・学名Paralithodes camtschaticus)は、エビ目(十脚目)・ヤドカリ下目・タラバガニ科に分類される甲殻類の一種。名前に「カニ」とあるがヤドカリの仲間である。カニが横方向にしか移動出来ないのに対し、タラバガニは縦方向に移動できる。

和名は漁場がタラの漁場と重なることに由来する。美味な食用種として珍重され、分布域の沿岸では重要な水産資源の一つである。


特徴
甲幅は25cmほど、脚を広げると1mを超える大型甲殻類である。全身が短いとげ状突起でおおわれる。茹でられて赤橙色となった状態がよく知られるが、生きている時は背中側が暗い紫色、腹側が淡い黄色をしている。

甲羅は丸みのある五角形をしている。両脇が盛りあがり、中央には「H」型の溝、目の間にはとがった額角がある。なお、タラバガニは心域(甲羅のH字の中央下の区画)に6つの突起があるので、近縁種のアブラガニと区別できる。

5対ある歩脚のうち、第1歩脚は鋏脚で、右の鋏が大きい。歩脚の中では第3脚がもっとも長い。第5歩脚は小さく鰓室に差し込まれており、えらの掃除をする役割がある。このため外見はほぼ「カニ」だが、脚が3対しかないように見える。他にもメスの腹部の左右が異なり、腹肢が左側のみであることなど、ヤドカリ類の特徴がある。


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