●2005年
●原作： 矢沢あい
●監督： 大谷健太郎
●出演者： 中島美嘉、宮崎あおい
●脚本： 浅野妙子
『NANA』（ナナ）は、矢沢あい作の漫画を2005年に映画化したものです。
現在も毎月26日に発売される少女漫画雑誌「Cookie」（集英社）で連載中です。
娘が友だちから借りたDVDを、こっそり観てしまいました。
これが、なかなか面白かった。涙まで流してしまいました。
中島美嘉も宮崎あおいもよかった。
お話は、宮崎あおいの過去を思い出すような語り口で進んでゆく。
電車の中で偶然に出会った二人のナナが部屋探しでまた偶然に会う。
この辺は話が出来すぎているけれど、人生に偶然はつきものだからいいか。
クールな中島美嘉と、甘えん坊の宮崎あおいが意外にいいコンビだった。
綺麗でかっこいい人ばかりなのが、ちょっと気になるけど
それでも、それなりに悲しいことや楽しいことが描かれていて面白かった。
伊藤由奈が歌った挿入歌『ENDLESS STORY』もよかった。
親元を離れ、恋人の住む東京へ旅立つ奈々。
一方、成功を夢見て上京するパンクバンドのボーカリスト・ナナ。
そんなふたりが列車の中で偶然隣り合わせ、同じ歳、
同じ名前ということですっかり意気投合する。
そしてふたりは偶然にも引っ越し先の部屋で再会。
かくしてふたりの共同生活が始まった。
恋人との恋愛が何よりも大事な奈々を、ナナは“ハチ”と呼び、
優しくハチを見守るが、ナナには上京した大きな理由があった。
※尚、映画完結篇『NANA２』も2006年12月9日から公開される予定です。
p.s.「少年ジェット」のブログはこちらからどうぞ。
