『The Beatles/1962-1966』

taishiho2006-08-17

ビートルズ赤盤と言われています。当時3500円でした。
これは僕が初めて買ったビートルズのアルバムです。
友達に借りた「イエロー・サブマリン/エリナー・リグビー」を聴いて
ビートルズの凄さを実感した僕はラジオから流れてくる音楽だけでは
物足りなくなり、ビートルズのアルバムを手に入れたくなりました。
すでに解散していたビートルズは別の言い方をすれば、完成されていました。
とりあえずビートルズの全体像をつかみたかった時に、丁度ベスト盤の発売です。
いきなり全アルバムを買うことなど到底無理なので、当然これを買いました。
嬉しいことに、リストを見ると「イエロー・サブマリン」も「エリナー・リグビー」も
ちゃんと入っています。「これでビートルズをいつでも聴けるのだ。」と思いました。


こうやって改めて見てみるとジョージ・ハリスンの選曲はベストだと思います。
このアルバムを最初から順番に聴いていくと、ビートルズが進化していく様子が分かります。
オリジナル・アルバムと照らし合わせてみると
Aは「プリーズ・プリーズ・ミー」と「ウイズザ・ビートルズ」から
Bは「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」と「ビートルズ・フォー・セール」
B〜C〜Dは「4人はアイドル」と「ラバー・ソウル」と「リボルバー」から選曲されています。
ラバー・ソウル」から6曲も選ばれているのは、ジョージの好みなのかもしれません。

※この公式ベスト盤は、海賊盤“ALFA OMEGA”がかなりの売り上げを記録し
ベスト盤の需要の高さを知ったキャピトル・レコードがジョージに選曲を依頼
発売が急遽決定した。(1973年4月20日発売)
前期(1962-1966年)と後期(1967-1970年)に分けて計54曲が選ばれている。

このジャケットの写真は「プリーズ・プリーズ・ミー」の写真と同じかと思ってました。
でも、よ〜く見てみたら微妙に違いますね。こちらの方が、よく笑ってる感じです。


[ビートルズ赤盤 1962〜1966]

A 

1. ラヴ・ミー・ドゥ

2. プリーズ・プリーズ・ミー

3. フロム・ミー・トゥ・ユー

4. シー・ラヴズ・ユー

5. 抱きしめたい

6. オール・マイ・ラヴィング

7. キャント・バイ・ミー・ラヴ

B

1. ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!

2. アンド・アイ・ラヴ・ハー

3. エイト・デイズ・ア・ウィーク

4. アイ・フィール・ファイン

5. 涙の乗車券

6. イエスタデイ

C

1. ヘルプ

2. 悲しみをぶっとばせ

3. 恋を抱きしめよう

4. デイ・トリッパー

5. ドライヴ・マイ・カー

6. ノーウェジアン・ウッド(ノルウェーの森)

D

1. ひとりぼっちのあいつ

2. ミッシェル

3. イン・マイ・ライフ

4. ガール

5. ペイパーバック・ライター

6. エリナー・リグビー

7. イエロー・サブマリン