ビートルズ赤盤と言われています。当時3500円でした。
これは僕が初めて買ったビートルズのアルバムです。
友達に借りた「イエロー・サブマリン/エリナー・リグビー」を聴いて
ビートルズの凄さを実感した僕はラジオから流れてくる音楽だけでは
物足りなくなり、ビートルズのアルバムを手に入れたくなりました。
すでに解散していたビートルズは別の言い方をすれば、完成されていました。
とりあえずビートルズの全体像をつかみたかった時に、丁度ベスト盤の発売です。
いきなり全アルバムを買うことなど到底無理なので、当然これを買いました。
嬉しいことに、リストを見ると「イエロー・サブマリン」も「エリナー・リグビー」も
ちゃんと入っています。「これでビートルズをいつでも聴けるのだ。」と思いました。
こうやって改めて見てみるとジョージ・ハリスンの選曲はベストだと思います。
このアルバムを最初から順番に聴いていくと、ビートルズが進化していく様子が分かります。
オリジナル・アルバムと照らし合わせてみると
Aは「プリーズ・プリーズ・ミー」と「ウイズ・ザ・ビートルズ」から
Bは「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」と「ビートルズ・フォー・セール」
B〜C〜Dは「4人はアイドル」と「ラバー・ソウル」と「リボルバー」から選曲されています。
「ラバー・ソウル」から6曲も選ばれているのは、ジョージの好みなのかもしれません。
※この公式ベスト盤は、海賊盤“ALFA OMEGA”がかなりの売り上げを記録し
ベスト盤の需要の高さを知ったキャピトル・レコードがジョージに選曲を依頼
発売が急遽決定した。(1973年4月20日発売)
前期(1962-1966年)と後期(1967-1970年)に分けて計54曲が選ばれている。
このジャケットの写真は「プリーズ・プリーズ・ミー」の写真と同じかと思ってました。
でも、よ〜く見てみたら微妙に違いますね。こちらの方が、よく笑ってる感じです。
[ビートルズ赤盤 1962〜1966]
A
1. ラヴ・ミー・ドゥ
2. プリーズ・プリーズ・ミー
3. フロム・ミー・トゥ・ユー
4. シー・ラヴズ・ユー
5. 抱きしめたい
6. オール・マイ・ラヴィング
7. キャント・バイ・ミー・ラヴ
B
1. ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!
2. アンド・アイ・ラヴ・ハー
3. エイト・デイズ・ア・ウィーク
4. アイ・フィール・ファイン
5. 涙の乗車券
6. イエスタデイ
C
1. ヘルプ
2. 悲しみをぶっとばせ
3. 恋を抱きしめよう
4. デイ・トリッパー
5. ドライヴ・マイ・カー
6. ノーウェジアン・ウッド(ノルウェーの森)
D
1. ひとりぼっちのあいつ
2. ミッシェル
3. イン・マイ・ライフ
4. ガール
5. ペイパーバック・ライター
6. エリナー・リグビー
7. イエロー・サブマリン