着いてみると「筑波山」は雨だった。
おみやげ屋さんのおじさんが手招きしているので、そこの駐車場へ入れることにした。
歩き出すと、すぐ「筑波山神社」へと続く急な石段がある。
重量感溢れる「筑波山神社」の山門は雨に打たれ、まるで「羅生門」のようだった。
左の方に何か丸い大きなものがあるので近付いてみるとこんな風に書かれてあった。
宇宙の卵
万博会場の東ゲートに飾られた科学万博
つくば’８５のシンボル強化プラスチック製で
銀色純く輝く「宇宙の卵」は無の象徴
として生まれみんなであたためる未来の夢
が楽しみである。
高さ2.3m 長さ2.5m 直径2.0m 重さ約6t
「筑波山神社」の屋根は、重厚で美しい。
雨の日に、こういう所に来るのも、しみじみと落ち着いて悪くないなと思った。
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