「にっぽん音吉漂流記」春名徹 著  昌文社

これは黒船の時代の、あっと驚くノンフィクションである。
漂流記というのは、僕が読んだ限り殆ど面白いものばかりだ。
それが実際にあったこととなると、もっと面白い。
日本に黒船が訪れた時代に、そんな日本人がいたのか。
そして、それを一冊の本にしてしまう記録が残っていたのか。
これも、読み始めたら止まらなくなる美味しい本である。