『山口晃展』

taishiho2013-11-20

会期 2013年10月12日(土)−2014年1月13日(月・祝)
時間 午前9時30分−午後5時 ※入館は閉館30分前まで
休館日 毎週月曜日(祝休日の場合は開館し翌日休館)
年末年始12月29日(日)-1月3日(金)
観覧料 一般800円(640円)、大高生400円(320円)
※( ) 内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。
※震災で避難されてきた方は無料で観覧できますので、受付でお申し出ください。
主催 群馬県立館林美術館

山口晃は、日本の古典的な絵画や古今東西のさまざまな美術を探究し、私たちの日常生活をふまえて、時間と空間、自然と人工物とを自由自在に交錯、融合させた世界を、卓越した描写力によって表す作家として高く評価されています。
作品は、精妙巧緻を極めかつ軽妙洒脱で、鋭い批評精神とユーモアにあふれており、年齢や性別を問わず多くの人々の共感をよんでいます。
近年、その活動は、書籍や新聞小説の挿絵、パブリックアート、CDジャケットやCM原画、他の分野とのコラボレーション、文筆活動まで広くおよんでいます。

本展覧会は、山口晃が幼少期から高校卒業までをすごした群馬での初めての回顧展として開催するもので、絵画や立体作品などの代表作を中心に、当地に関連した最新作、20年ぶりに公開される《自画像》、初出品となる板絵、さらに子どものころのお絵描き、高校時代の貴重な資料などが一堂に会します。
ぜひこの機会に「山口ワールド」の魅力をご堪能ください。

山口 晃
1969年東京都生まれ。
群馬県桐生市に育つ。
東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。
2007年上野の森美術館「アートで候。会田誠 山口晃展」。
2008年アサヒビール大山崎山荘美術館で「さて、大山崎山口晃展」開催。
同年秋から五木寛之による新聞小説親鸞』の挿絵を担当。
2012年メゾンエルメス(銀座)で「望郷/山口晃−TOKIORE(I)MIX」開催。
同年11月平等院養林庵書院に襖絵を奉納。
同月より「山口晃展 老若男女ご覧あれ」を、美術館「えき」KYOTO、そごう美術館、新潟市美術館で開催。
近著に『ヘンな日本美術史』(祥伝社)、『山口晃 大画面作品集』(青幻舎)。