『太平山』


久しぶりに栃木市の太平山に行ってきました。

山の上のお店で一休み。窓から景色をみながら焼き鳥にビールは最高!

太平山(おおひらさん)は、栃木県南部の栃木市にある山である。341メートルの小さな山だが、歴史のある山である。
大平町(現在の栃木市大平地域)は「大」と書くのに対し太平山は「太」と書く。これは、旧大平村が合併発足したときに、「太」の字が4画であったため忌避したのが原因と言われている。
山本有三が執筆した「路傍の石」の石碑がある。石碑のあるところは太平山の中でも見晴らしの良い謙信平(けんしんだいら)で、春桜の季節には眺めの良い花見を楽しむことが出来る。太平山では太平山だんごとダシ入りのたまごやきが名物で花見をしながら食べることも楽しみの一つである(謙信平は上杉謙信が騎馬隊をここで練習させたことにちなむ史跡である)。
花見の時期には茶席も催されている。眺めの良い場所からは、晴れていれば東京スカイツリーや新宿高層ビル群、富士山を眺めることもでき、地上が霧になると霧の上から島のように付近の山々がみえることから「陸の松島」とも言われている。
六月にはあじさい坂といわれる太平山神社に向かう階段状の参道にあじさいが咲く。中腹には太平山神社(頂上に富士浅間神社、太平山城跡がある)があり、年末年始には初詣客で賑わい、商売の神様が祭られているので商売の人は良く訪れる。また、女の神様なのでカップルでいくと別れるという噂がある。太平山の麓に大中寺があり、そこには「根無し藤」「油坂」などの七不思議伝説がある。大中寺は、栃木市から岩舟町に抜ける大平町ぶどう団地のみち(グレープロード)沿いから入ったところにある。