『ヒューゴの不思議な発明』


監督 マーティン・スコセッシ
出演 エイサ・バターフィールド
クロエ・グレース・モレッツ
サシャ・バロン・コーエン
本当に久しぶりに映画というものを観て来ました。
アバター」以来二度目の3D映画でもありました。
場所はスマーク伊勢崎の中にある「プレビ劇場」。
ヒューゴの不思議な発明」というタイトルが如何に出鱈目であるか。
内容はファンタジーではなく、ある映画好きの老人の半生であることを
映画を観に行く前に、ネットのレビューで確認しておいてよかった。
映画というものは、初めはどんな風に作られ受け止められたのか。
それまで大衆を歓喜させた映画が、戦争のために冷たく葬られた現実。
忘れ去られ絶望に立たされた、作る側の人の気持ち。
ヒューゴは窓から見える美しいパリの夜景を見ながらこう言う。
「この世界は大きな時計のようなものだ。
無数にある部品はどれ一つ欠けても時計は動かなくなる。
一つ一つにはそれぞれ欠かせない役目があるんだ。」

ひとりぼっちの少年ヒューゴは、時計のネジを巻きながらモンパルナス駅に隠れ住んでいた。彼は駅の中の玩具店で玩具を盗もうとし、店主のジョルジュに見つかってしまう。ジョルジュは、ヒューゴのポケットの中にあった手帳を見つけ取り上げた。父の遺品であるその手帳には、父が見つけてきた不思議な機械人形の修理法についての研究結果が書かれていた!手帳を取り返すため、ヒューゴはジョルジュの養女・イザベルに協力を頼む。