『アース渦巻香 ジャンボ缶』

taishiho2009-06-06

いよいよ痒い痒い蚊のシーズンが到来しました。
これなしでは蒸し暑い夏の夜は過ごせません。

アース渦巻香 ジャンボ缶 50巻缶入」は、天然植物性粉体を使った、ビャクダンの香りの蚊取り線香。朝まで長持ちする全長102cmの大型渦巻きタイプです。上ブタが線香皿として使える便利な仕様。昆虫の"神経"に強いダメージを与えるピレスロイド系殺虫成分の働きが、少量で強力にすばやく殺虫効果を発揮します。経済的にもお得感がいっぱいの50巻缶入。
ウィキペディアWikipedia)』
使用するには、先端に着火し、最初に出る炎を吹き消して燠の状態にする。このようにすると不完全燃焼によって煙が立ちのぼるようになる。この煙に蚊を殺す効果があると思われがちだが、燃焼部分の手前で高温により揮発する化学物質(ピレスロイド)に殺虫作用があるとされる(煙と異なり目には見えない)。現在は、化学的に合成したピレスロイドが主に使われている。除虫菊の代わりにレモングラスの成分などを使用した製品もあるが、そちらには忌避効果はあるものの殺虫効果はない。

初期には粉末状、棒状のものが製造されていたが、粉末のものは扱いにくく、棒状のものは立てて使うために線香が倒れ火災が発生することも少なくなかった。

現在は一般的に渦巻き形をしている。これは、上山英一郎(大日本除虫菊株式会社の創業者)の妻(ゆき)の発案とされ(倉の中でとぐろを巻くヘビを見て驚き、夫の元に駆けつけ告げたのが発想の元になったという)、燃焼時間を長くし、かつ全体の大きさを小さくするためである。また、寝かせる状態で使うので従来の形状よりも安全に取り扱えるようになった。例えば、同社の製品では、渦巻きを解きほぐすと全長は75cmである。ちなみに現在の渦巻き型の打ち抜き機械が本格化したのは1955年頃からである。
日本で発明されたものであるが海外でも輸出・生産され、アメリカではMOSQUITO COILの名称で販売されており、電化が遅れている地区でも火さえあれば使用出来るので、東南アジアを中心に使用されている。外国産のものには四角形や六角形のものも存在する。

蚊取線香の歴史

* 1885年(明治18年) 除虫菊がアメリカから伝来し、和歌山県で栽培される。
* 1888年明治21年) 粉末状の蚊取線香が作られる。
* 1890年(明治23年) 棒状の蚊取線香が作られる。
* 1895年(明治28年) 渦巻き型の蚊取線香が作られる。
* 1955年頃(昭和30年頃) 合成ピレスロイドの実用化が始まる[1]。