『ラ・バンバ』

17歳で夭折した伝説のロックンローラーリッチー・ヴァレンスの生涯を描く感動作!
この映画もだいぶ前の正月にTVをつけていたら面白くて最後まで観てしまいました。
バディ・ホリー、ビッグ・ボッパーとともに17歳という若さで亡くなったなんて。

『ラ★バンバ』1987年公開
ロックンロール台頭期。南カリフォルニアで高校生活を送るリッチー・ヴァレンスは、仲間とともにバンドを結成。障害を乗り越え恋も夢のデビューも手に入れるが、音楽に自身が持てないでいた。-ある夜、彼はメキシコの町で“ラ・バンバ”を耳にする。その曲をきっかけに、一躍スターダムにのし上がるのだが…。

【スタッフ&キャスト】
《製作》テイラー・ハックフォード/ビルボーデン
《監督》ルイス・ヴァルデス
《脚本》ルイス・ヴァルデス/アダム・グリーンバーグ
《出演》ルー・ダイアモンド・フィリップス、イーサイ・モラレス、ロザンナ・デ・ソート

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

この映画の最大の話題は、音楽監督カルロス・サンタナがマイルズ・グッドマンと共に務めたこと、そしてリッチー・ヴァレンスと同じチカーノの血をひくメキシコ系アメリカ人バンド、ロス・ロボスが音楽を担当したことである。そもそもリッチーが残したマスターテープが全て不完全な状態であったためテイラー・ハックフォードは演奏をすべてロス・ロボスに一任するつもりでいたという。ロス・ロボス自身も以前から「カモン,レッツ・ゴー」などリッチーのカバーを演奏しており、結果的にはこれ以上ないほどマッチングした音楽が生まれることになった。映画でのリッチーの演奏シーンについてはほぼロス・ロボスの演奏が使用されている。


この映画のサウンドトラック盤でも12曲中8曲をロス・ロボスが手掛けている。また前述のとおりブライアン・セッツァーが歌うエディ・コクランの「サマータイム・ブルース」やマーシャル・クレンショーが歌うバディ・ホリーの「クライン・ウェイティン・ホーピン」、Kliqueのヴォーカルハワード・ハンツベリーが歌うジャッキー・ウィルソンの「ロンリー・ティアドロップス」、また大御所ボー・ディドレーが自ら歌う「フー・ドゥ・ユー・ラヴ」も収録されるなど話題を集めた。


アルバムは1987年6月30日リリース(日本では同年7月25日にポリドール(現・ユニバーサルミュージック)からリリース)され、同年9月12日から3週連続で見事ビルボード誌アルバムチャートの1位を獲得、またシングルカットされた主題歌「ラ・バンバ」も同年8月29日から3週連続でビルボード誌シングルチャートの1位に輝いた。


1959年2月3日、ツアー中の飛行機が墜落。過去に友人が飛行機事故で亡くなっていた為、飛行機に搭乗するのを嫌がっていたが、スケジュールの都合で、どうしても飛行機に搭乗しなければならなくなり、仕方なく搭乗した時に遭ってしまった悲劇であり、17歳の若さだった。この時、同乗していたバディ・ホリー、ビッグ・ボッパーもともに亡くなっている。