『ひがし茶屋街』

taishiho2008-10-26

石川県金沢市東山1丁目
コメントをいただきbeatleさんも訪れたのを思い出しました。
折角ですので「コールドパーマ」の写真も載せておきます。→
beatleさんのブログはこちらからどうぞ。とても詳しく書かれています。

画廊が開店するまで時間があったので金沢の街を歩きました。午前6時位です。
まずは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「ひがし茶屋街」。
この地区は、藩政期の面影をそのまま残した景観が楽しめます。
石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋が軒を連ね、藩政時代の情緒が色濃く残っています。
内部を一般公開している所もあり、典型的な江戸時代のお茶屋の造りを拝見できます。
また「ひがし茶屋街」周辺にも味噌商店など古い味わいのある店が点在しています。

文政3年(1820)に加賀藩が、この近辺に点在していたお茶屋を集めて整備した茶屋街です。
ひがし茶屋街は金沢に残っている3つの茶屋街の中でも最も規模が大きな茶屋街です。ひがし茶屋街は石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋並んでおり、江戸時代の雰囲気を残しており重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。ひがし茶屋街で内部を見学できる施設としては志摩と懐華楼に加えて新たにお茶屋文化館が開館しましたが、いずれも有料です。ひがし茶屋街の中心は志摩と懐華楼が立ち並ぶ町並みで、その通路だけ見て帰る観光客が多いですが、ひがし茶屋街の周辺を散策すると、経田屋米穀店や高木味噌商店など昔ながらの古い町屋のお店などがあったり謡や和楽器の練習の音が聞こえる事もあり周ってみる価値はあります。。ひがし茶屋街に隣接している卯辰山山麓寺院群もなかなか雰囲気のある地域なので散策するのも良いです。今でこそひがし茶屋街は、御土産屋や喫茶店など観光目的のお店があちこちにできて、金沢を代表する観光地の1つになっていますが、2000年ぐらいまでは地元でもひがし茶屋街が何処にあるのか知っている人が少ないようなマイナーな地域でした。観光化されたとはいえ、ひがし茶屋街には今でも営業しているお茶屋があり、一見さんお断りの伝統を守っています。