『小曽根浅間山古墳』

taishiho2008-07-18

いつも矢場川沿いをウォーキングしているのだが
今日の帰りは車の通る道路を歩いてみることにした。
この辺は古墳や城跡が多いので、それなりに面白い。
おやっ、何か工事をしている。一体、何の工事だろう。

道路脇が大きく掘られていた。昔、お堀か何かがあったのかもしれない。
さらに歩いていると右側に古墳らしきものが見えてくる。立て札に何か書かれている。

足利市重要文化財(史跡)
小曽根浅間山古墳 一基
全長58mの前方後円墳
墳丘の高さは前方部が約3m、後円部が約7mと前方部が低く、短い特徴がある。
出土する円筒埴輪は、縦8個で口縁部を受け皿状にし、
方形あるいは巴形の透小し孔を有する。
以上のような墳丘の形状や埴輪の様相は、前期古墳の特徴を示すものであり、
藤本町の藤本観音山古墳とともに市内における希少な前期古墳として貴重である。
また、埴輪は県内で最古様相を示すものであり、
古墳文化導入期の社会を解明するためにも貴重な古墳である。
平成15年6月20日指定  足利市教育委員会