『東海道四谷怪談』

taishiho2008-05-03

新橋演舞場 五月大歌舞伎 
 @東銀座 新橋演舞場(2008/5/2-26 25ステージ)
 http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/index.html
 一等席14700円 二等席10500円 三階A席4200円 三階B席2520円
 一階桟敷席15750円
yotaroさんにすすめられて、生まれて初めて、歌舞伎に行ってきました。
あまりにも惨たらしい内容なので、あまり気が進みませんでしたが
一生に一度くらいは歌舞伎を見たほうがいいのではないかと思ったのです。
最近ニュースを見ていると同じような事件がいやに多いです。
けっして昔のことと笑えるようなことではないと思いました。
これは、誰もが持っている人間のエゴに対する忠告かもしれません。
yotaroさん、この度は色々とお世話になり、大変ありがとうございました。

 夜の部
 通し狂言 東海道四谷怪談 とうかいどうよつやかいだん
 作:鶴屋南北

 吉右衛門民谷伊右衛門
 福助  :お岩、小仏小平、女房お花
 染五郎 :佐藤与茂七
 錦之助 :奥田庄三郎
 桂三  :四谷左門
 吉之丞 :後家お弓
 由次郎 :伊藤喜兵衛
 芝雀  :お岩妹お袖
 歌六  :按摩宅悦
 段四郎 :直助権兵衛

 2008/5/2(金)小雨 4:30-8:51PM(内訳下記)2階前方上手 客席9割(1300人)
 客層:中高年中心に老若男女幅広く。昼より男性多め。
 客入れ:当日券1等席中心にあり。上演時間長めなのでトイレ注意。
 物販。筋書1200円。

 以下本文作成中

 昼の部
 彦山権現誓助剱 毛谷村  11:00-12:23
              幕間30分
 上、藤娘
 中、三社祭
 下、勢獅子
              12:53-1:55
              幕間22分
  一本刀土俵入      2:17-3:48

 夜の部
 東海道四谷怪談 序幕  4:30-5:32
             幕間30分
         二幕目 6:02-7:43
             幕間20分
         三幕目 8:03-8:31
             幕間10分
         大詰  8:41-8:51

通し狂言 『東海道四谷怪談
 塩冶判官の家臣である民谷伊右衛門は御用金を横領しますが、妻のお岩の父である四谷左門にこの秘密を知られたため、お岩との仲を引き裂かれ、恨みのあまり左門を殺害します。
 一方、お岩の妹のお袖は、行方不明となっていた許婚の佐藤与茂七と再会しますが、お袖に横恋慕する直助権兵衛が、奥田庄三郎と高家討ち入りの密談をした与茂七を襲います。そして互いの悪事を知る伊右衛門と直助は、家族を殺害されて悲しむお岩、お袖を騙し、敵討ちの約束をします。
 その後、伊右衛門の子を産んだお岩は産後の病に苦しみ、隣家の伊藤喜兵衛から届けられた薬を飲みますが、顔を押さえて苦しみだします。実は喜兵衛の策略で、お岩の顔を毒薬で醜くして伊右衛門と離縁させ、彼に思いを寄せる孫娘と添わせようとするものでした。
 按摩宅悦からこれを聞いたお岩は、伊藤家に向かおうと支度をするうちに絶命します。また民谷家の秘薬を盗み出した小仏小平も伊右衛門に殺され、お岩の亡骸と共に戸板に乗せて川に流されます。
 その後、砂村隠亡堀に現れた伊右衛門の前にその戸板が流れてきて、お岩と小平の亡霊が伊右衛門を悩ませます。そして何かに導かれるように、小平の女房のお花や直助たちも隠亡堀へとやって来て…。
 「髪梳き」「戸板返し」「提灯抜け」と怨念や恐怖を効果的に見せる歌舞伎ならではの演出と仕掛けも見どころの鶴屋南北の代表作を、新橋演舞場で五十九年ぶりに上演します。 待望の伊右衛門役を吉右衛門が初役で勤めるほか、福助がお岩を始めとする三役に挑むという、豪華配役の話題の舞台をお楽しみ下さい。