以前ringoさんやbeatleさんのブログを拝見していて
観たいと思っていたら昨夜TVで放映してくれました。
「常磐ハワイアンセンター」は僕が子どもの頃
けっこう有名で、近所・親戚でも行った人がいて
「ハワイに行って来たよ。」などと笑いながら話していました。
僕は温泉センターの大きいのくらいにしか思っていませんでしたが
結構本格的なフラダンスのショーをやっていたんですね。
「ブラス」という映画も閉山されようとしている炭鉱が舞台でしたが
首を切られる当事者たちにとっては大変な問題だったに違いありません。
ダンサーになろうとする地元の娘たちも、最初は4人しかいませんでしたが
苦しい生活に追い込まれて、しだいにその人数を増やしていきます。
やる気のなかったダンスの先生も娘たちもいつしか心がひとつになっていきます。
反対をしていた町の人たちも、娘たちの情熱に打たれて応援するようになります。
ラストシーンはダンサーと先生と観客が一体になって感動の盛り上がりで幕を下ろします。
『フラガール』
昭和40年。エネルギーの需要は石炭から石油へとシフト、世界中の炭鉱が次々と閉山していた。そんな中、福島県いわき市の炭鉱会社は、地元の温泉を活かしたレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」の計画を進めていた。目玉となるのは、フラダンスのショー。早速、本場ハワイでフラダンスを学び、松竹歌劇団で踊っていたという平山まどかを東京から招き、地元の娘たちのダンス特訓を始める。しかし数世代も前から山で生きてきた住民は、閉山して“ハワイ”を作る計画に大反対。まどかや娘たちへの風当たりも強く…。
[ 2006年9月23日公開 ]
[キャスト・スタッフ]
監督 ： 李相日
出演 ： 松雪泰子 、 豊川悦司 、 蒼井優 、 山崎静代 、 岸部一徳 、 富司純子
