『Shine a Light』

taishiho2007-10-01

スコセッシ監督によるストーンズ映画『Shine a Light』は、2006年10月29日と11月1日に、ニューヨークのビーコン・シアターで行われたローリング・ストーンズのライブを2日に渡り撮影したものです。バックステージの様子や、ストーンズの歴史的映像、メンバーのインタビューなども含まれているそうです。当初、9月公開の予定だったこの映画は来年4月に延期になりました。
↓こちらは予告編です。

※右上の写真はザ・ローリング・ストーンズのライブDVD4枚組。
2005年8月にスタートした「ア・ビガー・バン・ツアー」の模様を収める。

『スコセッシ監督によるストーンズ映画』

  米ハリウッド・レポーター紙によると、マーティン・スコセッシ監督によるローリング・ストーンズドキュメンタリー映画「Shine a Light」の全米公開が、来年4月に延期されることになった。

 配給元のパラマウント・クラシックスの広報によると、PRキャンペーンの時間をもっと割きたいというのがその理由らしい、当初の全米公開は9月21日の予定だったが、ストーンズは現在、“ビガー・バン・ツアー”ヨーロッパ公演の真っ最中で、8月26日までメンバーのスケジュールが取れない状態だった。

 ストーンズの同名ゴスペルソングをタイトルにした同作は、昨年10月下旬、ニューヨークのビーコン・シアターで行われた2夜の公演を収めたコンサート・ドキュメンタリー映画。ゲストミュージシャンとして、ブルースマンバディ・ガイ、ロック・デュオのホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト、ポップシンガーのクリスティーナ・アギレラらが参加している。

 スコセッシ監督側から正式なコメントはまだないが、自他ともに認めるストーンズ狂の同監督は先月、ローマ滞在中のストーンズのメンバーの元を訪れ、現地でラフカット(粗編集)版を上映したとも言われている。

 編集を“第3の演出”とするスコセッシ監督は、同作で「ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム」のデビッド・テデスキと共同編集に当たっているが、公開までだいぶ時間的余裕が出来たことは好結果を生むに違いない。
同映画は、ストーンズ(62年ロンドンで結成)の圧倒的ステージをスコセッシ監督の目を通してとらえたもの。昨年秋、ワールドツアー“ビッガーバン・ツアー”中だったストーンズによるビーコン・シアターでの2日間のライブ公演を収録したライブドキュメント映画だ。その歴史的な夜を収めるため、スコセッシ監督は名だたるカメラマンを揃えた。撮影監督は、アカデミー撮影賞を受賞しているロバート・リチャードソン(「アビエイター」「JFK」)。撮影クルーとして参加したカメラマンは、ジョン・トール(「ラスト・サムライ」「ブレイブハート」)、アンドリュー・レスニー(「ロード・オブ・ザ・リング」「キング・コング」)、スチュワート・ドライバーグ(「「ピアノ・レッスン」「リクルート」)、ロバート・エルスウィット(「マグノリア」「グッドナイト&グッドラック」)、エマニュエル・ルベツキ(「ニュー・ワールド」「トゥモロー・ワールド」)、エレン・クラス(「サマー・オブ・サム」「エターナル・サンシャイン」)。編集を担当したのは、スコセッシ監督と「ボブ・ディラン:ノー・ディレクション・ホーム」でも共同作業をしたデビッド・テデスキ。

ミック・ジャガーキース・リチャーズチャーリー・ワッツロン・ウッドストーンズのメンバーに加え、「チャック・ベリー/ヘイル・ヘイル・ロックンロール」の製作助手だったジェーン・ローズの5人が製作総指揮を務める。

[eiga.com 映画ニュース]より