『ミヨリの森』

taishiho2007-08-26

スタッフ原作:小田ひで次 (秋田書店
監督:山本二三
脚本:奥寺佐渡
音楽:羽毛田丈史
製作:フジテレビ・日本アニメーション
企画:金田耕司(フジテレビ)/加藤道夫(日本アニメーション
プロデューサー:松崎容子(フジテレビ)/田中伸明(日本アニメーション
主題歌元ちとせミヨリの森』(エピックレコードジャパン


昨日録画しておいた『ミヨリの森』を観ました。
近い将来、ダムの底に沈む運命にあった森を
ミヨリと森の精霊たちが協力して救うというお話しです。
テレビアニメにしては、良く出来ていると思いました。
これも、きっと宮崎アニメの良い影響なのでしょう。
現実には何の抵抗も出来ず、ダムの底に沈んでしまった
村が数多くあるのかと思うと考え深いです。

[ものがたり]
不仲な両親の間で育ったミヨリ(蒼井優)(11歳)。母(吉崎典子)は男をつくって家を出て行き、ミヨリを一人で育てることに不安を感じた父(伊藤利尋)は、ミヨリを祖母(市原悦子)の住む田舎に預ける。
祖母の家に着いた早々にミヨリは近くの森に散歩に出かける。その森で数々の不思議な出来事に遭遇する。雷で折れたはずの桜の木が花をつけていたり、いるはずのないトラが現れたり・・・。
やがて森の精霊たちがミヨリの前に姿を現しだす。森の番人ボクリコ(高島彩)、カノコ(天野ひろゆきキャイ〜ン)、ワシラシ(松尾翠)、そして一本桜の精(元ちとせ)などなど。精霊たちの姿は人間ではミヨリにしか見えず、しかもミヨリに森を守って欲しいと頼むのだった。
ミヨリは祖父母との暮らしや岡子先生(佐々木恭子)のいる新しい学校での生活、森の精霊たちと接することで少しずつ心を開いていく。
しかしこの森は近い将来、ダムの底に沈む運命にあった。その事を知ったミヨリは友達や森の精霊たちとダム建設計画を阻止しようとある行動に出るのだった・・・。